ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

4/4(木)オリックス戦第3回戦—ミスを改善しないから負ける—



1-2で敗戦です。今日の負けもある程度想定していたもので楽天戦ほどの怒りとかないですが、結局ミスしている部分の反省を適当にしていると必ずボロが出るというのがはっきり分かる負けになりました。






【投手陣】

◯ボー投手 5.1回3被安打2奪三振2与四球2失点

オープン戦同様にストライク先行で投げていきます。粘られながらも2回までパーフェクトに抑えますが、3回に安達選手に四球を出してからパスボールが重なり、送りバントで1アウト3塁から若月選手に犠牲フライを打たれて失点します。


4回は切り替えて三者凡退、5回にまた安達選手に四球を出して、内野安打含めて2アウト1,3塁のピンチになりますが福田選手をストレートでライトフライに抑えます。6回先頭の西野選手にスライダーを打たれて二塁打、西川選手を空振り三振に抑えたところで交代となりました。


先発として最低限の仕事はしてくれたと思います。これで負けるのは気の毒ですが、東投手相手では荷が重かったですかね。オープン戦同様ゾーンにしっかり投げ込んでいく投球は良かったと思います。カウント率は高いですが、やはり四球から崩れる悪い癖は相変わらずなだけに、そこは注意したいところになります。今日の内容なら来週の日曜は松本航投手でなくてボー投手で良いのではないかと思います。




△水上投手 0.2回1被安打無失点

1アウト2塁で登板、セデーニョ選手にシュートを打たれしたがサードライナー、2アウトで森選手はまさかの全球シュート勝負で最後逆球シュートを打たれてタイムリーヒットで失点、この失点が最後まで重くのしかかる形になってしまいました。


結果論ですが気になるのが2つ、まずなんで今日シュートばかり投げていたのかです。昨年なら分かりますが今年の水上投手はスライダーのキレは良いので、配球のしようはあったはずです。今日はシュートが危なかったのでそれに頼って結果打たれるというのは悔いが残る結果になりました。


もう一つは継投策です。ここは腹括ってボー投手に任せても良かったかなと、水上投手含めてリリーフの登板過多が深刻です。一番嫌なのが水上投手使って打たれてそれで負けることです。水上投手も球数投げてないとはいえ、移動日挟んで3連投と間違いなく夏に疲れが溜まるので、投手陣は打たれたら仕方ないでの継投策も求められます。今年はリリーフが予想以上に好調ですが、豊田コーチがそれに甘えてリリーフの登板過多させないか心配な部分はあります。



◯豆田投手 1回1与四球無失点

またまた安達選手に四球、送りバントでピンチになりますが若月選手はカーブでセカンドゴロ、福田選手はストレートでショートゴロに抑えました。勝ちパやって欲しいですが、ストレートオンリーで毎試合四球出すと信頼度が上がらないと思います。



◯佐藤隼輔投手 1回2奪三振無失点

ゴンザレス選手と西川選手をパームで連続三振で三者凡退、パームで三振取れたのはよかったです。佐藤隼輔投手も出だしは良いので疲労に気をつけたいです。



◯増田投手 1回無失点

三者凡退のうち2アウトはカーブで打ち取りました。変化球交えながら抑えてくれたのは良かったです。





【野手陣】

昨日の山下投手が打てないので、今日のストレートの威力がある東投手を打つのは無理ですね。勝てるとしたら今井投手か武内投手しかいないでしょう。ただ、投手陣が粘って1点差でこちらはチャンスでゲッツーやバント失敗とかそんなのばっかりです。なので細かいミスがなければボー投手に負けがつくことはなかっただろうと思います。今日の結果踏まえて明日選手公示で入れ替えするなりスタメンを変えるなりすれば松井稼頭央への印象は変わりますが、、、負けても選手は頑張った以外何も言わないので、そんな期待しないで明日は今井投手に神頼みするしかないですかね。





△金子侑司選手 3打数無安打

勢いがなくなってしまいました。粘らずにゴロばっかりなので厳しいですがもう終わりかもしれませんね。最後代打栗山選手出していたので、明日打順が変わる可能性があるかもしれません。



△コルデロ選手 4打数無安打

コルデロ選手も今日は打球を飛ばせずにゴロと三振で終わりました。



◯外崎選手 4打数2安打1本塁打1打点

この展開でもホームラン含めるマルチ安打はさすがです。スライダーに体勢崩されながらも打ったのは凄かったです。外崎選手はこのまま月間MVPを狙って欲しいと思います。



・アギラー選手 3打数無安打1四球

最後四球を選んだのは良かったと思います。



✖︎中村選手 4打数無安打

センターフライがありましたが、打ち損じが多くチャンスの場面で打球が上がらないです。これは隔年方式の危険が出てきました。今年マズイ予感がしてきました。打順下げるのも考えないといけません。



◯佐藤龍世選手 3打数2安打

ランナーいない場面でマルチ安打、間違いなくランナーいない場面の方がのびのびと打てています。足よりも出塁率重視で1,2番に入れるのもありだと思います。



△西川選手 3打数1安打

昨日の反省をしないからこうなるわけです。ヒットを打っても肝心なところで変なミスが出てしまいます。あとビハインドの場面のバント失敗もですが、劣勢でバント与えるのもあんまり得策ではないと思います。



✖︎古賀選手 3打数1安打

エンドランのヒットを決めましたが、他でパスボールや併殺打やら森選手に配球球で打たれるなど、今日は全体的に悪い部分が目立ちました。



✖︎源田選手 3打数無安打

8回のチャンスで初球セーフティバント空振り、あれがベンチのサインか源田選手の独断か分かりませんが、このバント出来なかったのは最後響いてしまいました。1,3塁の場面でベース寄りの打球打ってしまいショート併殺打、最低限が出来ずこれで負けが決まってしまいました。




・栗山選手 1打数無安打

代打出場しますが見逃し三振でした。





よければポチっとひと押しお願いします!

4/3(水)オリックス戦第2回戦—控えめに言って神 武内夏暉7回無失点でプロ初勝利—



3-0で勝利です。打線の采配ミスなどお構いなしに武内投手の素晴らしい投球で天敵山下投手に勝つことが出来ました。





【投手陣】

☆武内投手 7回1被安打7奪三振2与四球無失点

プロ初先発は福田選手をセカンドゴロスタート、西川選手に四球を出しますが杉本選手はインローストレートを投げ込んでプロ初三振、森選手はセカンドゴロに抑えて立ち上がり無失点スタートです。


先制点が入り、2回の大チョンボで1点差のプレッシャーがありながらも3回まで低めに丁寧に集める投球で無失点に抑えます。4回は杉本選手、森選手、頓宮選手を逆球で三者連続三振、逆球が目立ったのはここだけでした。5回からしっかりコントロール立て直して紅林選手はストレート、宗選手はチェンジアップで連続三振、そのままピンチらしいピンチもなく最後はゴンザレス選手をチェンジアップで空振り三振で7回無失点と投げ切りました。


これは最高評価しかないでしょう。昨日の平良投手と真逆でストレートでストライクカウントはバンバン取るし、チェンジアップやツーシームで空振りもバンバン取るし、面白いほどにサクサク投げて失点の心配が全くなかったですからね。炭谷選手も余裕持ってストライクゾーンとボールゾーンを使い分ける余裕がありました。低めのコントロールが素晴らしく、ドラ1としてはまずは最高の滑り出しです。


唯一不安点が、プロ初勝利が初先発のオリックス戦、7回1被安打無失点、投げ勝ったのが前年まで1勝も出来なかった天敵(宮城投手と山下投手)、これが当てはまるのが1年目の隅田投手です。隅田投手はプロ初勝利がシーズン唯一の勝利となり、その後は無援護に苦しみ10敗する苦しみを味わうことになりました。武内投手もこの負の呪縛に囚われないか心配なだけに、次の試合で早々に呪縛から解放してもらいたいです。




◯甲斐野投手 1回1被安打1奪三振無失点

昨日粘られて四球を出した西野選手は今度は根負けせず空振り三振、セデーニョ選手にヒットを打たれながらも福田選手はセーフティバントしましたが冷静に処理してピッチャーゴロ、ここまで4試合無失点とセットアッパーとしての役目を果たしています。



◯アブレイユ投手 1回無失点

3点差で全く問題なく三者凡退、明日は甲斐野投手とアブレイユ投手はお休みになります。





【野手陣】

珍しくボロボロだった山下投手から2点のみ、昨日以上に今日は勝ちパ休ませて勝てるチャンスでしたがそれは出来ませんでした。確かに金子侑司選手は酷かったですが、それ以上に松井稼頭央の反省の無い無責任な采配が責任であると改めて断言出来ます。今日の采配でやっていることは木下選手にバントさせてロドリゲス選手と涌井投手に打たせた立浪監督と同じレベルですが、勝ったのを理由に何も反省しないのは今年も変わらずのようです。これでは5月以降が心配になります。




✖︎金子侑司選手 3打数無安打1犠打

まず源田選手にバントさせて金子侑司選手で勝負するのもおかしいですけどね。そんでもってカーブにタイミング合わずにキャッチャーゴロでスタート切らずにタッチアウト併殺、最低限出来ない上に酷い判断ミスで武内投手にプレッシャーを与えてしまいました。


あの場面ファウルか分からない場面で、バット当てたらダッシュで一塁に走るべきなのに止まってアウトになるのは論外です。こういうことするからファンのヘイトを溜めやすいわけですが、今日みたいな最低限出来ない上に無気力なプレーし始めたらまたヘイト対象になってしまいます。



・コルデロ選手 4打数無安打

大きい打球を打ちましたが、昨日に引き続き福田選手に取られてしまいノーヒットでした。



・外崎選手 3打数無安打1四球1盗塁

ノーヒットですが四球で出塁してから盗塁決めて先制点のチャンスメイクしました。



◎アギラー選手 3打数2安打1打点1四球

今日3得点全てに絡む活躍でした。初回のチャンスは高めのストレートを打ってライトへのタイムリーヒット、速球への強さを見せてくれました。その後も四球とカットボールを打ってセンター前ヒットと大活躍してくれました。



◯栗山選手 4四死球

森選手がマスク被るとよく出塁します。2つ当てられて勘弁して欲しいところはあります。



・佐藤龍世選手 2打数無安打1四球1犠打

最低限はしましたがやはりチャンスに弱いです。山下投手のストレートを捉えることはできませんでした。



・西川選手 3打数無安打1打点1四球

最低限してくれましたが、内容が悪いです。8回1アウト2,3塁の場面で全球ボール球チェンジアップに手を出して空振り三振、あの場面西川選手は何を狙ってあの低め変化球に手を出したのか、3回の帰塁の遅さもですが、こういったところで頭を使わずに最低限が出来ないようでは次の選手にスタメンを譲るだけになってしまいます。



◯炭谷選手 3打数1安打1打点1四球

併殺打の次のチャンスでタイムリー内野安打、三遊間深いところでゴンザレス選手の送球は良かったとはいえ、ギリギリのタイミングで間違いなく走力Gレベルで足は遅すぎます。守備面でうまく武内投手を引っ張ってくれて、復帰後初のお立ち台に上がりました。



◯源田選手 3打数2安打1犠打

調子良いので今後1番など打順上げることも検討したいです。そんな源田選手に2回送りバント(しかも連続四球でアップアップの山下投手に対して)で金子侑司選手との勝負を選んだ松井稼頭央です。やっていることは本当に立浪監督と一緒で今江監督はまだ分かりませんが、PL出身者は年数重ねてもまるで反省のかけらもないのはどうなっているのやらと思ってしまいます。





よければポチっとひと押しお願いします!

4/2(火)オリックス戦第1回戦—ホーム開幕戦 早くもリリーフフル稼働させてホーム開幕戦白星—



2-1で勝利です。無事にホーム開幕戦勝てたのは良かったですが、お互いにグダグダすぎる展開に加えてリリーフの消耗が激しくて夏場が不安になる形になりました。





【投手陣】

◯平良投手 5.2回5被安打3奪三振5与四球無失点

ホーム開幕戦、いきなり福田選手にご挨拶四球スタート、西川選手は抜け球で空振り三振、頓宮選手も3ボールから力押しでセカンドゴロで2アウト2塁、森選手はカットボールで打ち上げたのを平良投手自ら捕球してピッチャーフライで無失点スタートです。2回2アウトから紅林選手のポテンヒットからまた四球出して1,2塁ですが、若月選手は変化球読みからのど真ん中ストレートで見逃し三振(平良投手が首振って投げた球が正解でした)、左打者へのスライダーカットボールが決まらないのでカウントが悪くなります。


2点先制して三者凡退を作りたいですが3回2アウトから四球とヒットで1,2塁、4回も2アウトからポテン二塁打、5回も2アウトから四球と無失点ながらも三者凡退が作れずに球数を費やす形になります。6回で球数100球越し、先頭のセデーニョ選手にレフト前ヒット、2アウトまでいきますが西野選手に粘られて最後スライダーのファウルチップを古賀選手が取れずに四球を出して6回投げきれずに降板となりました。


ストレートは悪くなかったですが、やはり左打者へのスライダーやカットボールが浮いてしまうので終始ボール先行になってしまいました。5与四球も出して、2アウトから3回ランナー出して三者凡退無しなのもリズムに乗れなかったです。全体的に決めに行って高めにすっぽ抜けるのも多く空回りしている感じでした。それでも無失点と最低限の結果は出してくれたのでそこは良かったと思います。まず1勝出来たことに一安心です。




◎水上投手 0.1回無失点

2アウト1,2塁で登板、若月選手のところで代打杉本選手を迎えます。1ストライクから2球目で古賀選手から牽制のサイン、二塁牽制でセデーニョ選手をタッチアウト、予想外の方法で火消しを成功させました。



△本田投手 1回3被安打1奪三振無失点

連打で0アウト1,2塁から西川選手はストレート勝負続けますが最後変化球が浮いてレフトへのタイムリーヒット、さらに0アウト1,2塁ですが頓宮選手は初球打ち上げてショートフライ、森選手もど真ん中打ち上げてレフトフライ、2アウトまでいきセデーニョ選手はストレート中心で最後の最後にチェンジアップが綺麗に落ちて空振り三振、なんとかリードを守って投げ切りました。


ストレートがシュート回転、変化球も落ちないで本田投手としては致命的なコントロールの悪さでした。移動日挟んで3連投では確かに疲れは溜まりますね。悪いなりに踏みとどまってくれた本田投手は明日明後日は休みにしていいと思います。



◯甲斐野投手 1回1与四球無失点

2アウトから西野選手に四球、杉本選手に痛烈な打球打たれましたがハーフライナーを源田選手が完璧にキャッチしてショートライナー、源田選手の好プレーに助けられてホームでのセットアッパーの仕事を遂げました。



◎アブレイユ投手 1回1奪三振無失点

福田選手を空振り三振に抑えたツーシームの威力は凄かったです。三者凡退に抑えたこの球威と制球力を安定して出せるようにしたいです。内容が良かったのでお立ち台に上がりました。



4試合終えましたが、既に本田投手がバテ始めるなど早くもリリーフ崩壊の予感がし始めています。明日明後日の武内投手とボー投手も継投策は必須なので投げてもらうしかないです。現時点で完投が期待出来るのが今井投手だけ、こうしてみると高橋光成投手不在の穴がリリーフへのしわ寄せでダメージになっています。





【野手陣】

オリックス打線の方が酷かったですが、ライオンズ打線もいつも通りでしたね。序盤はインコースを捨ててチャンスを作り、源田選手の打球がタイムリーになっていたらもっと楽に勝てたかもしれませんが、その後チャンス作りつつ無得点を重ねました。この戦い方は絶対に1年間リリーフが持たないので、今後は点数取れる日は取って勝ちパターン休ませる試合を作らないと夏場に絶対失速してしまいます。




・金子侑司選手 3打数無安打1四球

1四球選んだので出塁は続いています。例えば6回のチャンスの場面は俊足の選手が1,3塁でいるので、チャンスに弱い金子侑司選手の場面はダブルスチールを仕掛けても面白いですが何もせずに凡退しました。



◯コルデロ選手 4打数2安打

今日も逆方向への二塁打含めてマルチ安打です。右投手へのアプローチは良くなる一方、左の山田投手相手に呆気なく三振しているので、左投手相手に2番にすると大型扇風機になるでしょう。



◯外崎選手 4打数2安打

今日カスティーヨ投手に合ってないのにマルチ安打です。悪くても結果残すのは流石でした。



✖︎アギラー選手 4打数無安打

心配ですね。変化球とアウトコースに泳がされているので弱点が露呈し始めています。コルデロ選手が良くなった一方で、アギラー選手の状態が落ちているのが懸念材料です。



・中村選手 4打数1安打

サード強襲の内野安打を打ってチャンスメイクしました。



◯佐藤龍世選手 3打数2安打1四球

どうもブランドン選手にアクシデントか何かあったみたいです。急遽出場になった佐藤龍世選手は四球アプローチで3球三振があったものの3出塁の活躍を見せました。一瞬やらかしたかと思いましたが佐藤龍世選手の責任ではなかったです。


2回の場面は1アウトで三塁走者の場面は、佐藤龍世選手はタッチアップをしていたのに阿部コーチの指示がややこしくした(おそらく西川選手に戻れと指示出したんだと思いますが)ので阿部コーチの責任になります。投内連携は上手くいく一方、走塁サインや指示出しは不安が残ります。



◯西川選手 4打数2安打

バントしてカスティーヨ投手の送球が浮いて内野安打、さらにライトへの三塁打を打ちました。どう考えても西川選手の方が内容が良いので、明日もスタメンで山下投手を打てるかどうかチャレンジしてもらいたいと思います。



◯古賀選手 4打数無安打1打点

0アウト満塁のチャンス、ボール先行から逆方向への打球は西野選手に取られながらも進塁打になるセカンドゴロで打点を記録しました。欲を言えば6回のチャンスでバットに当てて欲しかったです。守備でも牽制のサイン出してピンチを脱するなど良かったです。



◎源田選手 1打数無安打1打点1犠飛

1アウト2,3塁で得意の右中間への打球を打ちましたが、福田選手のスーパープレーで犠牲フライになってしまいました。それ以上に守備が凄かったですね。痛烈な打球全部キャッチします。杉本選手の打球なんか地面スレスレの打球でしたが片足下げて体勢は完璧でした。守備の貢献が非常に大きかったです。





よければポチっとひと押しお願いします!