ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

4/4(火)西武×楽天第1回戦—今井らしい7回無失点 児玉プロ初ヒット&タイムリーでカード頭勝利—



4-0で勝利です。取りたかったカード頭を確実に取りに行きました。





【投手陣】

◎今井投手 7回3被安打8奪三振5与四死球無失点

4回まで毎回のごとく先頭打者を出しますが、それを併殺打やフィールディングでバント阻止など、なんやかんやで無失点に抑えます。変化球が2回に1回はすっぽ抜けるのでとにかくボール先行になります。


5回、高めボール臭い球を見逃し三振にしてやっと先頭打者を抑えたと思ったら、今度は2アウトから連続四球で1,2塁、小郷選手を空振り三振に抑えますが明らか太田選手へのご挨拶四球が無駄すぎました。5回で96球です。


6回も先頭のフランコ選手にヒットを打たれますが、100球越してからギアが入って浅村選手と島内選手を打ちとって阿部選手を見逃し三振、7回も続投となり最後は何故か代打出場してきた安田選手152kmストレートで空振り三振、7回122球投げ切って無失点に抑えて、ライオンズ先発勝利投手一番手になりました。


序盤はどうなるかと思いましたが、得意の結果オーライ投球でした。変化球がやたらすっぽ抜けるので全くカウントを取れずに、相手の凡打待ちになっていました。途中からストレートに切り替えて徐々に改善していき、ギアが入ったのは100球超えてからでした。内容はそんなに良くないですが、結果としては無失点投球は平良投手の上を行きました。そこからさらに8回まで投げ切ることを目標にしてもらいたいです。そのためにも無駄球をどれだけ減らせるかです。





◯ティノコ投手 1回1与四球無失点

渡邊佳明選手に四球を出しますが、フランコ選手を併殺打に抑えました。左打者に対してツーシームが外ボール球でカウントが悪くなります。右打者に対してインコースに食い込んで理想的なゴロを誘いました。いつでも9回GOサインは出ていると思います。



◯増田投手 1回1被安打無失点

4点差で青山投手でなく増田投手でした。島内選手にスライダーを打たれてセンター前ヒット、他はしっかり抑えました。オリックス戦よりはマシになりましたが、ストレート145km前後でクローザーは任せられないです。今日この場面で登板したということは、豊田コーチの中ではまだ9回増田投手の考えがあるということになります。青山投手には荷が重すぎこの役割を、先輩である増田投手がしっかり取り戻せるかどうかです。







【野手陣】

今の打線で則本投手から2点取ったのは良かったです。9回はお互いに酷い采配とそれを上回るノーコン逸らしなど色々ありすぎて訳のわからんことになりました。楽天が思いの外打線が元気ないので、3位以下はかなり混戦になるような気がしてきました。




◯愛斗選手 5打数2安打1打点

ここ最近の好調ぶりと則本投手相性で1番起用、いつもの愛斗選手なら打順変更で打てなくなりますが今日は違いました。チャンスで外の球に泳がされながらも外野に運んでタイムリーヒット、選球眼がなくてもファウルで粘ればいいので、これが継続してくれればと思います。



△マキノン選手 4打数無安打

今日はノーヒットに終わりました。



・外崎選手 3打数無安打1四球

1四球選びました。



△山川選手 3打数無安打1四球

全然ダメ、変化球に惑わされまくってとんでもないことになっています。しばらくは単発出ればラッキーぐらいな感じですかね。他に4番を任せたいという選手もいません。明日得意の早川キラー発動出来ないと深刻になりそうです。



・中村選手 3打数1安打1四球

マルチ出塁でチャンスメイクしました。



・鈴木将平選手 2打数無安打2四球

2出塁しました。9回バント出来ずに追い込まれましたが小孫投手が自滅して結果四球、この場面送りバントなんか全くもってする必要なかったのでこれは送れなくてよかったです。ベンチの采配ミスを色んな要素で打ち消してくれました。



◯柘植選手 3打数1安打2打点1犠打

9回満塁でどん詰まりのピッチャーゴロ併殺打、かと思ったら何故が弓削投手が後ろに逸らしてまさかの2点タイムリー、打撃内容が昨年に逆戻りしたのが残念ですが、守備ではひとまず結果を出すことが出来ました。



◯児玉選手 4打数1安打1打点

プロ初ヒットはチャンスで則本投手の高めに抜けたスライダーを引っ張ってレフトオーバーのタイムリー二塁打でした。良い形でプロ初ヒットで結果が出たと思います。9回はしっかりバントを決めなきゃダメです。



△金子侑司選手 4打数無安打

今日は結果が出ませんでした。この結果を受けて、明日はペイトン選手のスタメンになるかどうか(左の早川投手に左をぶつけるかどうか)です。





・松井監督

良かった点が3試合で打順変更したことです。基本はチャンスを回して、結果を出した選手をどんどん使って競争意識を高める方針でいいと思います。


一方で毎試合野手采配にコメントを挟みそうな勢いですが、9回0アウト1,2塁、連続四球で自滅寸前の小孫投手、打席は前の試合決勝タイムリー三塁打の鈴木将平選手、そして次が柘植選手(どうせ代打出さない)に児玉選手、この並びでテンプレのごとくバントのサインを出す絶望的な采配センスのなさには唖然しかないです。結果は鈴木将平選手がバント出来ずに追い込まれましたがそこからストライクが入らず結局四球、そして代打を出されず打席に立った柘植選手があわや1-2-3の併殺打かと思ったらなぜか弓削投手が後ろに逸らして2点タイムリー、結果はライオンズの勝利ですが松井采配自体は内容を見れば大外れ、楽天がそれを上回る自滅を見せてくれたことに助かっただけでした。


松井監督も辻監督と違うことがしたいなら、この場面バントさせずに打たせるべきだと思います。今年は打てない選手が多いですから、次の打者と天秤に賭けて、確率の高い方に積極的に打たせる作戦にすべきです。といっても変えてほしいところを変えない松井政権だと、今後もテンプレバントでチャンスを潰す場面が増える予感がします。





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