ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2023シーズン振り返り 背番号42 ボー・タカハシ

【2023成績】

28試合 防御率3.00 1敗 勝率.000 36回 20被安打 1被本塁打 27奪三振 奪三振率6.75 19与四球 7与死球 2暴投 12失点 12自責点 被打率.167 K/BB1.42 WHIP1.08


与死球5位タイ




【ルキナ査定】

ランク:C→D

点数:−3点(◎1,◯12,△3,❌5) 前3点+後−6点

年俸:3000万(−500万)




【今季振り返り】

昨年格安外国人投手ながら、敗戦処理でまずまずの結果を残して契約続行を勝ち取りました。今年は怪我で1軍昇格が5月と遅れます。5月10試合登板で防御率1.80、敗戦処理としては優秀ですが1点ビハインドを任せた途端俺たち「ボー者」を発動、11.1回10与四死球と今年もノーコンを発動させて不安を感じました。


その後も敗戦処理としては◎、僅差ののビハインドとしては❌という感じの俺たち投球が続いていきます。後半戦に入ってからは急性ノーコン病が悪化し始めて、突然のご挨拶四球から全くストライクが入らずに失点するパターンが増えました。9月に入りロッテ戦で何故か延長12回に登板して逆球暴投をかまして逆転負け、これで退団するかと思ったらまさかの来シーズンも契約延長が発表されました。





【総評】

今年の「俺たち」統帥は間違いなくボー投手でしょう。被打率だけ見れば優秀、ストレート被打率.220、変化球被打率は軒並み1割台、ストレートとスライダーの球威やキレ自体に大きな問題はなく、普通に投げていけば少なからず「俺たち」扱いされることはないはずです。


やはり昨年同様にコントロールに課題です。ほぼ敗戦処理でしか投げてないのに与死球が5位に入っています。スライダーのすっぽ抜けが大きく目立ち、スライダーが暴れると相乗効果でストレートも修正不可能に陥り、結果としてノーコンで自滅するパターンがほとんどでした。良い時は敗戦処理で好投しますが、まず僅差の場面では全く期待出来ないです。これを外国人投手1枠使っていると考えると、これ以上契約するのは難しいと本来は判断しないといけません。






【来季に向けて】

しかし渡辺GMはボー投手との来シーズンの契約を発表しました。個人的にボー投手との来季契約の条件は2つ、1つは先発転向ですがこれは渡辺GMから明言されたのでこの条件はクリアしました。韓国リーグでも先発で起用されていましたし、1回無失点より6回3失点でQS投球を作る方が向いていると思います。先発転向するにあたってチェンジアップやカーブなどの配球も増やして、スライダーが制御不能になった時に他の球種で立て直せるかが重要になります。


2つ目はボー投手を外国人選手1枠にカウントしないことです。先発転向してボー投手が二桁勝利や規定投球回投げる可能性は極めて低いです。来年先発で80回、5勝出来れば十分じゃないかと思います。先発6番手に入るかどうか微妙なラインの選手を助っ人選手1枠カウントは無駄です。FA補強しないと言うならせめて外国人選手は+1枠換算すべきです。


しかし育成選手のために支配下枠5枠余らせるというこれまた呑気なことを言い始めた渡辺GMのことなので、来年も外国人選手は5人で1軍登録枠人数しか獲得しないでしょう。なのでボー投手の来年の結果は松井稼頭央だけでなく、渡辺GMの引責辞任にも直結することになりそうです。




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