ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2023シーズン振り返り 背番号112 粟津凱士

【2023成績】

・2軍成績

30試合 防御率1.95 2勝3敗1S 勝率.400 55.1回 43被安打 5被本塁打 37奪三振 奪三振率6.02 20与四球 2与死球 12失点 12自責点 被打率.212 K/BB1.85 WHIP1.14





【ルキナ査定】

ランク:育成

年俸:530万(現状維持)

※500万(−30万)



【昨季振り返り】

粟津投手もトミー・ジョン手術組から昨年は結果が求められました。2軍に戻ってきたのは5月、そこから離脱なく投げていき大量失点は8月の5失点だけ、2軍のイニングイーターとして30試合登板、防御率1.95の成績を残して育成再契約を勝ち取ることができました。




【総評】

粟津投手も齊藤大将投手同様に2軍で結果を残しました。粟津投手はストレートが140km半ばまで上がったので、被打率を抑えることが出来たのが防御率につながったと思います。イニングイーターとしても若手投手を使い潰さない点でも大事な役割になりました。



【今季に向けて】

粟津投手も今年が支配下復帰へ勝負になりますが、齊藤大将投手に比べると道は険しいですかね。被打率は優れていますがK/BBは齊藤大将投手より下回っています。チーム事情からしてもイニングイーターだと中村祐太投手の方に期待が傾いているだけに、これらの条件を覆すほどの投球を粟津投手が出来るかどうかになると思います。




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2023シーズン振り返り 背番号111 齊藤大将

【2023成績】

・2軍成績

40試合 防御率2.70 3勝4敗 勝率.429 43.1回 37被安打 3被本塁打 42奪三振 奪三振率8.72 14与四球 2与死球 24失点 13自責点 被打率.216 K/BB3.00 WHIP1.18




【ルキナ査定】

ランク:育成

年俸:500万(現状維持)

※470万(−30万)




【昨季振り返り】

一昨年2軍防御率9.56という凄惨な数字を残しながらもトミー・ジョン手術の情けで泣きの1年をもらいました。昨年は序盤に大量失点する試合があり不安な内容ではありましたが、6月に入ってから無失点の試合も増えて投球内容が安定し始めました。大量失点した試合は7月頭が最後、スライダーを武器に40試合登板、防御率2.70とまずまずの数字を残してクビ回避となりもう1年チャンスが与えられることになりました。




【総評】

防御率詐欺ではありますが、指標を見ると結果を残したのも納得いくものでした。特にスライダーのキレは非常に良く、スライダーで奪三振が取れたのは大きいですね。昨年の成績であればチーム事情も重なって、育成再契約するのも納得が出来ます。




【今季に向けて】

流石に今年ダメなら育成再契約もないので、本気で支配下復帰を目指さないといけません。支配下を考えると140km前後のストレートは厳しいですかね。2軍はスライダーのキレだけで勝負できますが、1軍になると棒球で簡単に打ち返されるリスクがあります。チーム事情からしてワンポイントの左キラーは欲しいので齊藤大将投手としては今年が大きな勝負になりますので、2軍で無双して支配下を勝ち取って欲しいです。




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2023シーズン振り返り 背番号99 B.クリスキー

【2023成績】

14試合 防御率1.93 2H2HP7S 14回 6被安打 1被本塁打 13奪三振 奪三振率8.36 9与四球 3暴投 3失点 3自責点 被打率.128 K/BB1.44 WHIP1.07





【ルキナ査定】

ランク:途中加入→D

点数:6点(◯10,△1,❌1) 後6点

年俸:退団(−4500万)



【昨季振り返り】

22年DeNAで18試合登板、防御率2.57の成績を残しました。そんな中で昨年勝ちパ不足に悩んだライオンズが白羽の矢を立てて緊急補強に動き、7月に途中加入が発表されました。


加入後は実戦不足というのもあり調整が遅れる形になります。8月半ばに2軍戦登板しますがいきなり5失点スタート、非常に不安になりましたがその後無失点に抑えて8月下旬に1軍昇格します。3試合無失点に抑えて増田投手が守護神失格となった中で、クリスキー投手が4試合目にクローザー起用されて無失点に抑えてセーブを記録、これを機に9回クリスキー投手での起用が始まります。


当初は問題なく抑えていましたが異変が出たのはロッテ戦、3点差の9回2アウトから岡選手にツーランを打たれ、その後2塁のピンチまで背負いながらも辛うじて逃げ切りセーブ、しかし次のロッテ戦で1点差を守りきれずセーブ失敗、セーブ失敗はこの1試合のみ、失点した試合も2試合だけでしたがロッテ戦2試合をきっかけに一気にクリスキー劇場開演になりました。


その後結果無失点ですが度重なるご挨拶四球を重ねて劇場を続け、ライオンズファンの心臓に大きな負担をかけることになります。最終戦のセーブ場面は豆田投手に任せる形になり、zakzak情報ではこれで出来高を取り損ねて怒ったことにより退団(全くもって信憑性が無いですが)、真偽不明ですがどのみち今年の契約延長なく退団になりました。




【総評】

トータルで見るとギャレット投手と似ていますかね。SFF被打率.074、空振り率14.56%に対してストレートは150km計測しますが空振り率7.94%、2奪三振しか取れてないのでSFF頼みの投球でした。このタイプだとビハインドだと好投しますが勝ちパだと粘り負けしてご挨拶四球量産して自滅、いわゆる「俺たち」パターンに該当します。クイックも弱いので登板を続けたら間違いなく防御率は悪化していたことでしょう。


途中加入でセーブ失敗は1つ、劇場続きながらもクリスキー投手の加入はライオンズが最下位脱出出来た要因の一つだと思います。来てくれて助かった存在であると同時に、途中から劇場化してしまった投球を見ると、今年の契約延長はあくまでも保険にしかならないですね。50試合投げたら防御率3点台半ばぐらいでギャレット投手と似た数字になると思います。zakzak情報は信用なりませんが、契約終了の判断をしたならばそれはそれで仕方ないかなと思います。




【退団後】

レッズでマイナー契約を結んだということで、キャンプからアピールしてメジャー昇格を勝ち取ってもらえればと思います。外国人投手の本格派タイプでなかなかストレートで空振りが取れる投手を連れてくるのは難しいですね。スカウトもいかに変化球頼みにならずにストレート勝負が通用するリリーフ投手を探し当てるかが鍵になってきます。





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