【2023成績】

・MLB成績

24試合　打率.188　6本塁打　出塁率.211　長打率.478　OPS.690

【通算成績】

・MLB通算

251試合　打率.218　27本塁打　87打点　278三振　66四球　出塁率.283　長打率.395　OPS.678

・3A通算

306試合　打率.301　54本塁打　226打点　364三振　164四球　出塁率.384　長打率.538　OPS.922

年俸:10000万

【選手能力】

左打ち外野手、打球速度が群を抜いているということで、メジャーでも低打率ながら長打率は優秀な数字を残しています。メジャー成績は低打率長距離砲の大型扇風機、3Aになると三振は多いですが四球が増えて出塁率も稼いでいます。3Aレベルだと打率も3割残せていますが、基本は低打率長距離砲という考えでいた方が良いでしょう。基本ストレートに強く変化球に弱い典型的なタイプです。

守備は指標は悪く、最初から守れないという評価で良いと思います。ファーストも一応守れますが期待せずにレフト専任で終盤の守備固めは絶対に必要になりそうです。走塁指標はそんなに悪くないですが、そこに期待はせずに打撃一本に期待する形になると思います。

【期待すべき点】

期待すべきは「長打」一本です。目指すべきはポランコ選手になるでしょう。本来は7番あたりで長打を量産して欲しいですが超貧弱なライオンズ打線にそんな余裕はないので、4,5番のクリーンナップで長打を打ってもらうことになりそうです。ノルマは20本塁打、30本塁打打てたら合格で良いと思います。打率は.250超したら合格ぐらいの基準で良いでしょう。おそらくNPBの変化球攻めに苦戦する可能性が高いので、そこをどれだけ我慢出来るかが成功の鍵です。足のない打力タイプの選手は多少の我慢が求められます。今年の松井稼頭央は足のない選手の使い方が下手すぎたのもあるので、渡辺GMもここは必要な現場介入を行なって、コルデロ選手をどう使っていくかは話し合いが必要です。

これまで走攻守三拍子の地雷選手を連れてきて地雷を踏むパターンが多かったので、今回みたいに路線の切り替えは良いと思います。あとはコルデロ選手のNPB適応能力がどのくらいかが注目です。

よければポチっとひと押しお願いします！

新外国人選手2人の獲得が発表されました。順番に見ていきます。まずはリリーフ右腕のアブレイユ投手です。

【2023成績】

・MLB成績

45試合　防御率4.73　2勝2敗　59回　52被安打　61奪三振　奪三振率9.31　35与四球　K/BB1.74　WHIP1.47

【MLB通算成績】

108試合　防御率4.58　6勝5敗　135.2回　118被安打　136奪三振　奪三振率9.02　78与四球　K/BB1.74　WHIP1.44

年俸:15000万

【選手能力】

最速163km、平均球速156kmの速球派投手として、メジャーではヤンキースでリリーフ登板を重ねてきました。メジャーでのキャリアは申し分ないです。高速シンカーを武器にしているので、ティノコ投手と特徴は被ります。加えてスライダーとチェンジアップも投げます。スライダーも動画を見ると高速スライダータイプですかね。イニングに対しての被打率はメジャーで抑えられているので、球威はかなりあると思います。奪三振能力もシンカー使いとしてはある部類です。懸念は与四球率がやや高め、ライオンズでは「俺たち」に該当する部分があるのが要注意ポイントです。

【期待すべき点】

間違いなくクローザー候補の1人になると思います。年俸を見ても円安とはいえ、これまで連れてきた外国人投手の中ではかなりのキャリアを持っている投手になります。動かす球で勝負になるのでこの手はシュリッター投手、ティノコ投手の部類になります。懸念点は日本でツーシームが使えずに変化球で誤魔化し始めて、そのうちノーコン化してビハインドでしか投げられない「俺たち」になることです。ただ、今回のアブレイユ投手はこれまでのシンカー使いとは馬力が違うので、力で押し切れる可能性もあると思います。

アブレイユ投手にはクローザー、最低でも7回は投げてもらう計算でいきたいと思います。今回アブレイユ投手がハズレだった場合は、右投手でシンカー使いは出禁だと思います。年齢も若く期待値は高いので、その期待に応えてほしいです。

よければポチっとひと押しお願いします！

【2023成績】

・2軍成績

37試合　打率.270　132打席　122打数　33安打　4二塁打　4本塁打　49塁打　15打点　15得点　31三振　7四球　2死球　1犠飛　1盗塁　1盗塁死　3併殺打　出塁率.318　長打率.402　OPS.720　得点圏打率.303　3失策

【ルキナ査定】

ランク:E→E

点数:—

年俸:580万(−120万)

※600万(−100万　育成再契約)

【ルキナ査定】

昨年2軍で無双しましたが股関節の怪我により1軍昇格は叶いませんでした。今年は怪我もありながら4月は2軍戦出場を続けましたが守備でランナーと交錯して途中交代、結局今年もこれでスペ体質発動する羽目になり、その後は3軍戦出場を続けながら様子見になります。8月頃再び2軍に戻ってきましたが1軍昇格するほどの成績を残せずに戦力外通告を受けて、育成再契約になりました。

【総評】

結局怪我ですね。今年は2軍でも三振が多くて昨年の無双ほどの状態の良さはなかったです。元々はサードのレギュラー候補として大きな期待を受けましたが、育成再契約を打診されたことで球団としてもレギュラー候補からは外したという判断になります。ポテンシャルはあっても怪我が多すぎてそれ以前の話になってしまいました。いわゆる「怪我さえなければ」の典型例です。

【来季に向けて】

支配下復帰に向けて、大前提で怪我しないことでしょう。来年怪我したらそれはもう本当の意味で戦力外通告が待ち構えていると思います。怪我なく試合出場出来れば結果はつくはずなので、コンディション管理を頑張るしかないです。ポテンシャル枠だけで終わらず育成再契約からの逆襲を見せて欲しいです。

よければポチっとひと押しお願いします！