ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2023シーズン振り返り 背番号40 田村伊知郎

【2023成績】

24試合 防御率1.52 2勝1敗6H8HP1S 勝率.666 23.2回 14被安打 1被本塁打 20奪三振 奪三振率7.61 8与四球 4暴投 4失点 4自責点 被打率.169 K/BB2.50 WHIP0.93


暴投9位タイ




【ルキナ査定】

ランク:D→C

点数:17点(☆1,◎1,◯13,△4) 前0点+後17点

年俸:1350万(+350万)

※1300万(+300万)




【今季振り返り】

崖っぷちの立場で開幕2軍スタートになります。2軍ではクローザーとして無双しますがなかなかチャンスが訪れず、ようやく5月に1軍昇格のチャンスが与えられて5試合投げて防御率1.80、しかし5回5与四球、1軍では終始ボール先行状態になってしまい窮屈な投球が続いて登録抹消されました。その後も2軍で無双を続けますが一向にチャンスを与えられず、この時点では現役ドラフト候補筆頭に予想されていました。


8月に入りようやく再びチャンスが与えられますが、ロッテ戦で「俺たち」ブルペンデーで大暴投失点をかましてやっぱりダメかと思いましたが、逆にダメだったのはこれが最後になりました。8月防御率2.45、3暴投ながら0与四球とボール先行カウントを改善したことで少しずつ豊田コーチの信頼を得る事ができました。


そして覚醒した9月は2年ぶりの勝利とセーブを記録、森選手に打たれた逆転ホームラン以外失点なく9月防御率0.79、2勝7HP1Sと立派なリリーフエースに成長して暗黒期のプチダークヒーローとして最下位争いのチームを救う活躍を見せました。




【総評】

よく前半戦あれだけど干されながらも諦めずにに頑張ったと思います。後半戦覚醒したのは間違いなくチェンジアップで奪三振を量産したからでしょう。チェンジアップ被打率は驚異の.030、空振り率28.19%、挟んで投げているのでフォークに近い変化球だと思いますが、落ちる球で奪三振を取れたのは大きいです。加えて後半戦はストレートの球速も最速152kmまで上昇、投球の8割がストレートとチェンジアップでしたが、この2つだけでも勝ちパをやるには十分の力量がありました。




【来季に向けて】

田村投手最大の課題は前半戦から活躍することです。これまで活躍した2年は後半戦から暗黒期のチームを救うプチダークヒーロー、武隈投手の系譜を受け継ぐ流れになっています。春先はいつもストレートの球速が伸び悩んで自分に有利なカウントを作れずに窮屈な投球になってしまいます。オフシーズンサボらずにストレートの球速を保って開幕を迎えられるかどうかです。理想は田村投手が1年間活躍してチームはAクラス入りです。来年不在の勝ちパターンの枠に田村投手がまず開幕戦から割って入ってもらいたいです。




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2023シーズン振り返り 背番号39 呉念庭

【2023成績】

41試合 打率.205 92打席 78打数 16安打 2二塁打 1三塁打 1本塁打 23塁打 11打点 8得点 25三振 13四球 1犠打 1盗塁 2併殺打 出塁率.319 長打率.295 OPS.614 得点圏打率.304 1失策




【ルキナ査定】

ランク:C→D

点数:−4点(◯7,△5,❌2) 前−4点+後0点

年俸:2500万(−300万)

※退団(−2800万)




【今季振り返り】

WBC台湾代表として予選リーグでホームランを打つなどして活躍しましたがチームは予選敗退、ライオンズに戻ってからも調整不足で開幕は2軍スタートになります。4月から昇格して出塁率と得点圏打率自体は高い数字を残しますが肝心の打率が2割前半に沈み5月半ばに登録抹消されます。


2軍で4割近い打率を残して交流戦後に1軍再昇格、ソフトバンク戦で石川柊太投手から逆転スリーランを打つなど単発的な活躍は見せましたが長続きせず、最後まで打率が2割前半に沈んで8月に登録抹消、最後はアジア大会台湾代表に招集されてそのままシーズン終了になりました。




【総評】

選球眼と得点圏打率自体は良かったですが、肝心の打率が低打率に沈みました。内訳を見ると対右打率.196、ストレート打率とフォーク打率1割台、インコース打率軒並み.000、2軍では無双していましたが1軍では右の本格派投手相手に苦戦しました。引っ張り傾向も変わらずにレフト方向打率.118、打球が全体的に弱く呉選手の選球眼やバットコントロールの良さに対しての打撃スタイルの悪さが如実に現れてしまったのではないかと思います。


後半戦はほとんどチャンスを与えられることなく終わりましたが、山野辺選手と平沼選手どちらか入れ替えすれば少なくとも代打枠としては使える道はあったと思います。石川柊太投手に対して打率.400、1本塁打4打点と相性良く、ノーノーされた試合で呉選手がいたら少なくともノーノー阻止の可能性はあったと思います。年齢的に頻繁にチャンスを与えるべき存在ではないですが、呉選手も松井稼頭央愛人采配の被害者の一人に該当することは間違いないでしょう。




【来季に向けて】

現時点で外野コンバートの話がないですが、一三塁は佐藤龍世選手、渡部選手、そして交渉成功すればマキノン選手と3人が優先される枠なので、呉選手もこのままではより干されるばかりになってしまいます。ファーストとサード守備は上手ですが、まず打撃でスタメン起用されるためにもレフトの守備練習はした方が良いと思いますが、松井稼頭央はどう考えているでしょうか。今年の不遇な扱いを見るに、来年川越選手みたいにトレード候補筆頭の可能性が高くなるだけに、背水の陣の覚悟で挑むことになるかもしれません。





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2023シーズン振り返り 背番号38 野田海人

【2023成績】

・2軍成績

15試合 打率.121 33打席 33打数 4安打 1二塁打 5塁打 2打点 1得点 8三振 1盗塁 1併殺打 出塁率.121 長打率.152 OPS.273 得点圏打率.100 1失策



【ルキナ査定】

ランク:E→E

点数:—

年俸:650万(現状維持)

※650万(現状維持)



【今季振り返り】

U-18では投手登板もした二刀流選手として活躍、3位指名と予想外の上位評価を受けてライオンズでは捕手として入団します。1年目は3軍戦と身体作りメインにしつつ、2軍戦も人手不足の兼ね合いもあって15試合出場、シーズンで結果を残すことは出来ませんでしたがフェニックスリーグでは打率4割超えの好成績を残しました。




【総評】

1年目はこの結果でも仕方ないです。2軍では四球0、捕逸含めてまだプロのレベルには達してないと思います。こういった選手を3軍でしっかり鍛え上げて2軍、1軍と段階を踏んでステップアップ出来るかどうか、これから3軍制の成果を示すだけに野田選手は捕手で育て上げた選手の代表格を目指してほしいです。当然ながら人手不足で仕方なく2軍で強制出場なんかしないようにフロントの人数補充も必要です。




【来季に向けて】

来年は育成と3軍戦スタメンマスクをメインにここで結果を残して2軍でも結果を残せるようにしたいです。1年目を見た限りは下位指名選手を3位指名しているので、失敗した時はスカウトの責任にもつながります。古賀選手に続く次の世代の正捕手争いを目指して頑張ってもらいたいです。





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