ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2023シーズン振り返り 背番号12 渡邉勇太朗

【2023成績】

・1軍成績

2試合 防御率0.82 1勝 勝率.1.000 11回 7被安打 4奪三振 奪三振率3.27 5与四球 1失点 1自責点 1QS QS率50.0 被打率.189 K/BB0.80 WHIP1.09


・2軍成績

14試合 防御率3.79 5勝4敗 勝率.556 76回 83被安打 7被本塁打 66奪三振 奪三振率7.82 36与四球 1与死球 38失点 32自責点 7QS QS率58.3 被打率.278 K/BB1.83 WHIP1.57



【ルキナ査定】

ランク:E→E

点数:12点(◎2×2) 後12点

年俸:820万(−30万)

※820万(−30万)




【今季振り返り】

オープン戦から開幕ローテ争いをしますが相変わらずのノーコンを披露して早々にローテ争い脱落します。開幕2軍スタートになりその後怪我も重なり2軍でも全く通用せずに前半戦を終える形になります。


後半戦から徐々に状態を上げ、8月に入って2軍戦で好投する試合が増えていきます。ここから1軍先発を見たかったですが松井稼頭央と豊田コーチが優先したのはエンス投手と宮川投手、渡邉投手も干される形になってしまい2軍幽閉になり悲惨だった防御率を3点台後半まで下げる形になりました。


ようやく9月に入り1軍先発、木村選手の引退試合で木村選手に二塁打を打たれましたが5回無失点と結果を出して今季初勝利、楽天戦で6回1失点と勝ち投手にはならなかったですが先発として2試合結果を残す形でシーズン終了になりました。





【総評】

コントロール自体は悪いですが、最後2試合で変わったのは開き直りです。先頭打者へのご挨拶四球から崩れるのが昨年からのダメパターンでしたが、好投した2試合は四球出してもビビらず腕をしっかり振り切ってゾーン内勝負しにいき、結果として抑えることに成功しました。


1軍先発ではストレートは150km近い球威のある球を投げ込めました。奪三振率が低いのは変化球ですね。再三課題である左打者インコースへのカットボール、ここにしっかり投げ込めるかどうかで成績が変わります。空振りを取るというよりも相手に踏み込ませない投球が出来るかどうかが大きな鍵を握ります。




【来季に向けて】

フェニックスリーグでは完投勝利するなど、来年に向けて楽しみな材料は増えています。最低限のキャリアハイ5勝は達成して欲しいです。先発ローテ5,6番手を勝ち取ってまずは逃げずにしっかり腕を振ること、これを1年間通して行えば5勝は絶対出来ると思います。全体的な精度を高めることをオフシーズンに追求して欲しいです。


細かい目標としては蛭間選手と一緒にお立ち台に上がること、そして巨人戦で内海コーチの前で好投して勝利すること、これは個人的な希望です。恩師である内海コーチは巨人に戻ってしまいましたが、返せなかった恩は成長した姿を見せることで返して欲しいです。




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2023シーズン振り返り 背番号10 M.ペイトン

【2023成績】

57試合 打率.215 225打席 205打数 44安打 8二塁打 5本塁打 67塁打 22打点 18得点 46三振 14四球 1死球 3犠打 2犠飛 1盗塁 2盗塁死 6併殺打 出塁率.266 長打率.327 OPS.593 得点圏打率.241 3失策



【ルキナ査定】

ランク:C→D

点数:−25点(◎5,◯17,△8,❌18) 前−14点+後−11点

年俸:退団(−8000万)?




【今季振り返り】

背番号10なので打撃面で森選手の穴埋めとして期待、入団当初の期待値はマキノン選手より上でした。前評判は走攻守三拍子パターン、三振は少なめで1,3番打者としての起用を視野に入れての獲得でした。


オープン戦で頭部死球、これで数試合休み開幕ギリギリに間に合わせましたが調整不足になりました。開幕戦1番起用ながら3試合で負け越しに逆貢献、ヒットこそ打ちますが肝心なところで打たないという特徴と、思い返すとここがターニングポイントではないかと思います。


そこから田中将大投手からホームランこそ打ちますが低空飛行が続き、オリックス戦の守備で足を痛めて途中交代、そのまま登録抹消となり5月に2軍戦でサヨナラスリーランを打ち復帰目前でまたコンディション不良で消息不明になり、結局前半戦は4月までの出場になりました。


後半戦から復帰、来年の契約をかけての戦いが始まり復帰当初は逆方向へのアプローチを見せて打率を急上昇させましたが長続きせず、8月打率.221でこれで見納めで良かったですが9月も1軍出場続行、9月打率.297、出塁率.386ながら長打0、2失策に弱肩で相手の進塁を許すなど数字ほどの内容の良さはなく、最後まで1軍出場することなく抹消となり終了となりました。




【総評】

「走攻守三拍子」という地雷ワード通りの結果になりました。ストレートとカットボール打率は2割6分打てましたが、他の球種はほぼ打ててないです。一応三振数は少ない触れ込みでしたが普通に三振が多く、引っ張りメインのプルヒッターながらパワーが足りないのでどん詰まりの打球が多いです。この手のタイプは日本野球に適応するのに苦労する傾向が多く、一時的に逆方向へのアプローチは見せましたがかなり神経深く行わないと続かなそうで継続も出来ず、マキノン選手と違い適応能力も低かったです。


守備もオグレディ選手よりはマシ、というレベルで最後弱肩でレフトフライで三塁進塁許していたので厳しいですね。セーフティバントは上手かったですがせいぜいそのくらい、試合でも肝心なところで打てないので最低評価も多く、1年間通してとても満足という内容には程遠いので、このまま契約終了で退団でしょう。




【その後】

正式に退団発表されてないのでその後にしておきます。減俸で残留はないと思うので退団の可能性が高いでしょう。来年3Aに戻ってメジャーを狙うか、オグレディ選手みたいに韓国など他外国に行くかですかね。ペイトン選手は全力プレーで次の球団でも頑張ってくれればと思います。


そして新外国人補強ですが、渡辺GMもいい加減ヘルマン選手の幻影を追うのを止めるべきです。近年打撃型選手の補強が難しいのかもしれませんが、少なからず走攻守三拍子の外野手は蓋を開ければ打撃なければ全く通用しない、打撃も荒さだけでハズレパターンが増えています。獲得すべきはサンタナ選手やポランコ選手みたいに守備が下手でも打撃特化した選手です。ただ、走れない選手は外野守らせない松井稼頭央野球だと打撃特化外野手を獲得しても1軍で使わない可能性もあるのでね。。新外国人外野手補強に関しては解決すべき課題が多すぎるのが余計に悩みを増やしています。





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2023シーズン振り返り 背番号9 蛭間拓哉

【2023成績】

56試合 打率.232 223打席 198打数 46安打 6二塁打 2本塁打 58塁打 20打点 17得点 37三振 14四球 9犠打 2犠飛 2併殺打 出塁率.280 長打率.293 OPS.573 得点圏打率.244




【ルキナ査定】

ランク:D→C

点数:10点(☆1,◎5,◯19,△11,❌6) 前2点+後8点

年俸:2100万(+500万)

※2200万(+600万)



【今季振り返り】

渡辺GMと同郷の群馬出身にライオンズジュニア出身、渡邉投手と浦和学院高校の同期などライオンズと多くの縁があり単独1位指名、前評判では東大キラー扱いされて素材型の指名で若干の不安はありました。オープン戦ではプロのストレートに苦戦して打てずに開幕2軍スタートとなります。


2軍スタートから2軍戦では打率3割を記録する大活躍、怪我などもあり1軍昇格は遅れましたが6月下旬に遂に1軍昇格でスタメン起用、早速楽天戦でプロ初ヒットに早稲田の先輩である早川投手からプロ初ホームランとなるスリーランを打って敵地でお立ち台に上がる大活躍を見せました。


その後7月はプロの投球に苦戦して7月打率.214でしたが8月に入ってから3番起用もされるなど期待値が膨らみ、試合の1打席の中で修正能力を見せるなどして8月打率.294、最終的に速球に苦戦して打率を落として最後怪我で登録抹消されましたが、プロ1年目でドラ1として確かな爪痕を残して今後への期待を膨らませてくれました。




【総評】

1年目としてはよく頑張ったと思います。特徴が渡部選手と一緒でストレート打率.226、カットボール打率.294、SFF打率.429、ストレートに弱いですが半速球に強くスライダー打率1割台ですが打率ほど打ててないイメージもないですかね。変化球は自分のタイミングで打てているのでストレートにどう対応していくかです。対右打率.201に対して対左打率.294、ホームラン2本も左打者から打っていて左を苦戦していません。右投手に対してインハイとインローが全然打てず、特に右の本格派は投手に対しては肩が開くスイングが目立つだけにここが大きな課題になっています。


盗塁自体は0ですが足は速いのであとはスタートのタイミングを盗めるかどうかです。守備は後ろの打球を取れない場面が多く、フェンスまでの距離感やタイミングがなかなか掴めてないです。守備も課題なので、熊代コーチからマンツーマンの指導が欲しいところになります。


数字以外で特筆すべき点として、試合中で修正能力の高さです。オリックス戦では前の打席フォークに空振り三振したのを次の打席で頭に入れて、初球フォークを逆方向に運ぶ決勝タイムリーを打つなど、ライオンズにはいない野球脳の高さを見せてくれました。栗山選手から配球チャートの勉強を教わるなど、チームの大先輩にも物怖じせずに教わる姿勢は流石高校大学でリーダーシップを発揮した器でしょう。レベルの低い外野手争いで久々に期待したくなる存在ではないかと思います。




【来季に向けて】

今年の内容を受けて来年は早速レギュラー奪取の期待がかかります。正直2年目で打率3割とか無謀すぎますがこのチーム状況なだけに、プレッシャーは大きくなると思います。大きな課題は右の本格派投手に対してのバッティングなので、まずこの課題がどれだけ克服出来るかです。伸び代には大いに期待出来るだけに、期待と我慢をしながら来年の活躍を楽しみにしていきたいです。




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