ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2024新加入選手 背番号58 中村祐太

【2023成績】

・1軍成績

5試合 防御率1.29 7回 9被安打 1被本塁打 3奪三振 奪三振率3.86 1与四球 1暴投 5失点 1自責点 被打率.310 K/BB3.00 WHIP1.43



・2軍成績

28試合 防御率1.08 2勝1敗1S 勝率.666 33.1回 21被安打 1被本塁打 35奪三振 奪三振率9.45 8与四球 2与死球 1暴投 QS率0.0 6失点 4自責点 被打率.179 K/BB4.38 WHIP0.87





年俸:1000万




【入団までの流れ】

関東第一高から13年ドラフト5位で広島に入団、プロ初試合は17年になります。この年14試合先発登板して5勝4敗、防御率3.74の成績を残します。ここからブレイクするかと思いましたが、18年はシーズン中盤から調子を落として3勝4敗、防御率6.08に終わります。その後20年に3勝4敗ながら防御率2.31と復活の兆しを見せましたが広島での白星はこれが最後になりました。21年は3戦3敗に終わり22年は1軍登板なし、崖っぷちの立場になり今年はリリーフ転向して2軍では無双しました。1軍では防御率詐欺の成績を残しますがチャンスは少なかったようで、現役ドラフトでライオンズへの入団を果たしました。




【選手能力】

正直よく知らない投手なので、知り合いの広島ファンに聞いたら「とりあえずいい奴」という一番困る回答をもらいました笑笑。一応今年最後の交流戦で岸選手がダメ押しのホームランを打った時の投手です。可能な範囲で投球を見ましたが、確かに球速以上のストレートのスピードはあると思います。変化球ではブレーキの効いたスライダーは印象に残りましたかね。ご挨拶四球を連発するタイプでもなく、総合力自体はまずまずなものがあるのかなと思います。


ただ、1軍レベルでこのスピードでは厳しいですね。ライオンズだと本田投手や田村投手が似た部類に入りますが、この2人がリリーフで覚醒したのはストレート強化に成功したのが大きな要因です。中村祐太投手もストレート平均球速を145kmまだ持っていけるかどうか、これが成功する大きなポイントになるかなと思います。





【期待すべき点】

ライオンズでは先発起用を明言されました。どちらかというとロングリリーフとして、2軍のイニングイーターや1軍の敗戦処理兼ロングリリーフを担う形になると思います。いわゆる汚れ役ポジションですが、こういった役割もチーム運営には必要不可欠なので、中村祐太投手にはまずは見えないところでしっかり結果を残して欲しいです。田村投手も敗戦処理からここまで登り詰めたので、目指すは田村投手と同じ道のりになると思います。現役ドラフトもライオンズとしては貴重な補強手段になるので、来年はしっかり現役ドラフト選手も活用してもらいましょう。





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2024新加入選手 元山優飛

【2023成績】

・1軍成績

22試合 打率.179 42打席 39打数 7安打 1二塁打 8塁打 3打点 1得点 13三振 2犠打 1犠飛 1併殺打 出塁率.175 長打率.205 OPS.380 得点圏打率.125


・2軍成績

52試合 打率.203 187打席 172打数 35安打 6二塁打 1三塁打 5本塁打 58塁打 15打点 17得点 33三振 6四球 2死球 7犠打 4盗塁 1盗塁死 4併殺打 出塁率.239 長打率.337 OPS.576 得点圏打率.216 3失策




年俸:1100万




【入団までの流れ】

東北福祉大で2年時からレギュラー起用、3年時は侍ジャパン大学日本代表に選ばれて、4年時は主将としてチームを牽引、大学ではMVP1回、ベストナイン3回に輝き、20年ドラフト4位指名でヤクルトに入団しました。


ヤクルトでは宮本慎也さんが付けていた背番号6を着用、球団からの期待値も高い中で1年目は97試合出場、打率.255とまずまずの成績を残します。しかし死球の影響からか2年目に打撃成績が大きく低迷、その間に長岡選手にショートの座を奪われてしまったことで活躍の場がなくなってしまいました。今年のオフシーズンに宮川投手とのトレードでライオンズへ入団する形になりました。





【選手能力】

基本的に守備固め要員としての活躍になります。セカンド、ショート、サードを守るということで、コメントを下さった方からサードUZRは+20越えということで、サードが一番守れるということになりますかね。セカンドUZRがマイナスなので三遊間よりの選手になります。肩は強いですが、ちょいちょい凡ミスもあるということで、控えとして不安要素は残っていると思います。


打撃は2軍でも2割超えがやっとなので、、、1年目が良かっただけに、死球でおかしくなったという話がありましたが怪我で自分のスイングを見失ったパターンですかね。致命的に選球眼も悪いので、ここから打撃面で覚醒するというのは難しいかなと思います。





【期待すべき点】

内野控えとして守備固めや大差ついた試合で源田選手と外崎選手を休ませる役割になると思います。ただ、この役割は児玉選手が十分担ってくれていたポジションで、内野でサードが一番守れるのは平沼選手と被りますし、人手不足のファーストを守っていないという点も不安材料になります。内野手は人手不足なので獲得したかったですが、いかんせん似たタイプの選手が他にいるのもあって、宮川投手を放出して獲得したことに関しては勿体無さがありますかね。


そんでもって外様を冷遇するチームでもあるので、元山選手は移籍してチャンス以前にまずしっかり結果を残さないと全くチャンスが与えられずに戦力外の可能性もあります。元々は大学時代は打撃でも輝かしい成績を残していただけに、このまま簡単に終わってほしくない選手でもあります。チームとしては二遊間の後継者育成と一三塁のレギュラー争いが続いている状況なので、元山選手はこの流れに上手く入って頭角を現してくれればと思います。





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宮川哲トレード放出 ヤクルトから元山獲得


トレードが発表されました。ライオンズから宮川投手を放出、そしてヤクルトから元山選手をトレードで獲得することになりました。



元山選手に関しては明日詳細を見て行くとして、今日はトレードの感想です。呉選手退団で内野手の補充は絶対に必要でした。なので何かしら動くのは間違いないと思いました。これを育成から繰り上がりで誤魔化そうとしなかったのは良かったです。そして宮川投手ですが、トレードに出されたということはおそらく現役ドラフトの投手であがっていたのは宮川投手でないかと思います。現役ドラフトで売れ残ってしまい、チーム事情も考慮してのトレード放出になったと思います。


ドラ1入団で1年目から49試合登板、当初は増田投手の後継者として期待されましたが2年目から一気に羽車が狂い、昨年好投しましたが典型的なビハインド投手止まりでそれ以上の結果は残せませんでした。先発転向も出力ダウンからパワーカーブで誤魔化す投球しか出来ず、気が付けば俺たち「哲者」になってしまいました。序列が下がり続けて後がない状況に陥り、これ以上ライオンズではなかなかチャンスもなさそうな中で、ヤクルトへのトレードはチャンスになると思います。ぜひヤクルトで才能開花してくれれば嬉しいと思います。



しかし、トレード自体は良いですが獲得選手が元山選手というのは、、、元山選手なら金銭トレードで獲得できなかったのかなと思ってしむいます。宮川投手となら宮本選手や武岡選手が欲しかったなというのは正直な本音になってしまいます。当然元山選手には頑張って欲しいですし私の見る目がなければそれが一番ですが、このトレードは対価を考えると勿体無いことしたかなと現時点での感想になってしまいます。





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